2017.4　芦別岳本谷withパウー

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前回頂上に立ちつつもコシって行けなかった本谷へ



相変わらず凶悪な面構えしてんなぁ。

本日はですね、神様から「今日だよ、今日しかないよ、本谷は」ってなお告げ合ったのでアタック25.





北の深い谷に陽が差すのは昼までがタイムリミットってことで苦手な朝行動。

事前の情報分析どおり頂上までパウダーついてるー
ヒャッホーだぜー
そして貸切だぜ。だけどそれはそれで寂しいぜ。




頂上手前の壁。
またしてもスキー脱がずに行けたのだよ。
条件良かったので4時間半。






谷を覗いてビビリました。
TOTO氏から事前に「本谷はメローでテレ向きだよー」って聞かされてたけど、
出だしからメチャ凶悪！！
ウソつきー！
「緩い」、「急」は人の主観に大きく左右される。

ちなみに国土地理院の地形図でも出だしはメローなハズだったのだが・・・
ここでも国土地理院トリックにはまる。


でも戻るのもすっごくやっかいだし・・・
せっかく雪いいし・・・
行くしかないし・・・





最初はキンチョーしたけど、
急斜を超えたら最高な斜面ぐぁ〜
谷の中はいい雪が保存されていて滑りやす〜。





標高差800！！
今思い返してもニヤニヤしちゃうような
ヒィヤャッホーくらいました。





ユーフレ小屋まではトラップもさほどなく。





標高500〜400の間が非常にやっかい。
５〜６回渡渉。
川の石が苔で滑りやすく1回ドボン太さんになってしまった。
渡渉を避けるための小さな登り返しも数知れず。
帰りに1時間以上も費やしてしまった。
そして体力も奪われてしまった。

これがこの山のハードルをあげてるんだな、たぶん。




雪の条件が悪ければ最悪な谷なんだろうけど、条件整えば最高の斜面。
でもハンパな気持ちとスキルで入り込むと厄介かもしれん。
ちなみに谷で怪我したら自力下山は相当難しいんでしょうね。
なにせ川がうるさいんで。要注意です。






怖い谷だけど人生5本指に入る滑りができたのでありがたやありがたや。。

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