カミホロカメットク



辺境の居酒屋シリーズ第2弾


温かいし、雪降らんし。で、滑りはあきらめて、先週に引き続き居酒屋キャンプでもしましょうよと・・・
前回はお気楽居酒屋、今回はエクストリーム居酒屋。




このコース、誰もが核心と認める凌雲閣の出だし。
Fさん、出発から数メートル下ったところで期待通りの滑落。
この先大丈夫かね。



富良野岳がめっちゃカッコイイ〜



雄大マジックにはまる。カミフがすぐそばのようで、なかなか近づかない。




三峰山。これもカッコイイー
大斜面あるけどガリーなんですねー



なんか違う国にきたような錯覚に・・・。
しかしこんな雄大な景色の中、チキケンさんは大事な卵焼きを忘れてきたかもしれん、と、パニくってます。
卵焼きぐらいどうでもいいじゃん、下山したらなんぼでも食わしてやるわ



雪が硬いとこうなります。
F、本日2度目の滑落。
滑落停止してからピクリとも動かず、カメラを構えた私をすごい形相で睨んでます。
なにか私、気に障ることしましたでしょうか?





1800コルでお昼ご飯。
チキケン、まだ諦めきれずに卵焼き探してる。




上ホロカメットクって迫力ありますなー
と、眺めていたら・・・



ガケにへばりついている人達がいました。
こわー




ガケにへばりついている人からするとクソみたいな斜面なんだろうけど、
上富良野岳山頂手前の50mくらいは、アイゼン無しのワタシには痺れる斜面でした。
だって思いっきり雪面蹴っても1センチも足がかりつくれないんだもん。

ほかの人達はこの日のためにアイゼン買ったりで用意万端。
俺は2度といかんぞ、こんな氷山は!



なんとかクリアできたー
マジ怖かった

今思うと背負っている板まったくいらなかったですねぇ。
意味無いですねぇ、氷山には・・・・
特にファット板は・・・



避難小屋に行く途中、人生初のプチ滑落も経験しーの。
十勝岳も見えてきーの。
幸福の絶頂に登りつめてまいりましたー!
小屋に到着して祝杯でもあげようかと思いきや、



小屋の扉が1階も2階も開きません・・・・。
全く開きません。
蹴っても開きません。
周辺を見ると、雪洞掘ったあとまであります。我々と同じく小屋に入れなかったのでしょう。

やっべぇえぞ、こりゃ。入れなかったら「避難」小屋の意味ないんじゃんよー

夕方になろうとしている今、引き返すわけにはいかないので、2階の開かずの扉にフルアタック。
なんとか開きました。扉が凍り付いてたようです。

1階にいくと写真のとおり扉の隙間から雪が入り込み、とんでもないことになってました。
こりゃ絶対開かんわ。

冬のカミホロ小屋に用事がある人は2階jからはいることをオススメします。





なんとか宿を確保したあと、小屋で爆睡している輩達をさしおいて夕暮れお散歩にでかけました。

十勝岳が非常にきれいです。




安政火口の谷が黄金色に輝いてきれいでした。





チキケン&トモンタのアイゼンコンビはカミホロ氷山を登って夕焼けを拝むようです。
夕焼けに染まったカミホロとオッサン二人がカッコよかったです。
Fさんと私のヘタレコンビはコルから夕日を拝みますです。



痺れた。



夕焼けのお次のプログラムは、素晴らしい晩餐のはじまり



ミートonスコップ。
道具のもつ最高のポテンシャルを引き出せ・・・




飯食ったあとは星空&夜景鑑賞会。
旭川の夜景が宝石箱をひっくり返したような・・・・
そういや「宝石箱」ってなんだ?見たことねぇな



死体ではないんですよ、
新月の星空を鑑賞している人たち・・・・




翌朝はガスー

ガスの中、昨日の氷壁を下ると思うとヒドク憂鬱・・・



なんとか晴れたから良かったわー
登りよりも下りがホント怖かったー



最後にようやくスキーが活躍。
そういや温泉スロープ初めて滑った。


とっても思い出深く、楽しい居酒屋ツアーでしたね。





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