ワイス
天国と地獄を味わった

本日の天気予報は曇り。ワイスの東斜面をゆるーりと滑りましょう。


 ワイスホルンヌキー場はやってるか不安だったけどやってた。
ロッジのおばあちゃんに1500円はらって朝一雪上車に乗り込む。
混んでる。運ちゃん無愛想。

僕らを運んでくれた雪上車。皆さん旧コースを滑り降りていきます。
我々は山頂へ。

ルーシーをつけて。曇っています。

山頂付近一帯は木が全くありません。つるっぱげです。
ガスったらやばそうです。

晴れてきました。左はイワオ。急です。 右のボウルはワイス南斜面。東斜面滑ったあとの楽しみとします。
それにしてもいたるところにヒャッホー斜面が。

ニセピークに立つ毒。ダメ父と毒はここから滑るそうです。

私とエリーさんはこのスキー場のような極上斜面を滑ります。
アルペンでは緩すぎるでしょうがテレあめ板には最適でやんす。

いやー広い長い。
エリーさん

ヤバすぎでした。言葉がみつからんです。

登り返して南斜面を目指します。
雲ってきました。
天気予報からするとまあそのうち晴れるでしょう。

山頂でご飯を食べたあとワイス南東ポコに向かいます。
南斜面よりそっちのほうが長くすべれそうです。

が、ポコについたころには天気が悪くなりはじめました。
すぐ晴れるだろうとちょっと待っていました。
その間にダメ父が聖なる山に脱糞しました。↑
山の神は怒りました。

ワイス神を怒らした結果がこれです。
天気最悪

毒は個室の穴掘ってビバ!ビバークです。

外は真っ白で360度何も見えません。
「多くの事故は風雪下で起こっている。
吹雪は視界を奪い行動を困難にする。」

とのニセコ雪崩情報を思い出します。
1時間以上待っても天気は回復しません。
全く天気が良くなる気配がないので下山することにします。
GPSを頼りにトラックバックするか尾根を滑り降りるか検討します。
トラックバックは稜線沿いなのでセッピ踏み抜く可能性を考え
尾根をゆっくり降りることにします。
ホワイトアウトの中ゆっくり降りていくと足元がパカパカ割れます。
なまら恐怖です。
さっきまでなんともなかった斜面も吹雪のため非常に不安定です。
急斜面に入り込まないよう地図とGPSを確認しながら進みます。
なんまらガクブルです。余市での出来事を思い出してしまいます。
なんとか木の生えている高度まで降りてくることができました。
ここから緩い斜面を選んでスキー場までトラバーしました。
ようやく無事に帰れました。

今回の教訓としては、つるっぱげ山の頂上での天候待ちはよろしくない、すぐ滑らんと天気が悪くなった場合滑り降りることも不可能になる、ですな。
そしてパーティーで一人でもGPS持ってると心強いですな。今回は二人もいたけど。


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